竹久夢二展 .

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categories: 身近

 竹久夢二展を昨日見てきました。
 大正時代を中心に活躍した「漂白と叙情の天才画家」だそうですが、パンフレットを見る限り好みの絵ではなく、招待券を頂いていなければ見に行くこともなかったであろう展覧会。

 パンフレットで予想はついていたので、特に感動することもなく、淡々とメイン会場を見終わったのですが、第2展示場にあった「夢二えはがき」に目を奪われてしまいました。
 私は、その土地、その時代の様子が分かる絵が好きなのです。全部で80枚の絵葉書に絵と言葉(都都逸、小唄、童謡など)を添えたものでしたが、他の人の迷惑を顧みず顔をガラスに近づけて…。
 正直、展示の仕方の悪さに怒りながらの見学でした。ガラスに顔を押し当てても読めない字があるくらい字が小さいのだから、ちゃんと何が書いてあるか表示しておいて欲しい。読まないと絵の価値も半減するのに、読んでいたのは私だけ。ガラスに顔を押し当てるなんて恥ずかしくて普通できないからこれは当然。博物館が手を抜きすぎだ。

 絵心を刺激された私は帰宅後すぐに、昔の旅で書いたスケッチをパソコンでスキャン。新たなページをアップしてしまいました。(^^;;

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